【定時退社を諦めない】当たり前に早く帰るコツは

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定時退社する5時を指す時計とパソコン

残業ばかりで子供が起きてるうちに帰れない

休み以外は自分時間がほとんどない

明るいうちに変えれる人がうらやましい

いつも残業ばかりで帰りが遅くなることに悩んでいませんか。

出先から会社に戻る夕暮れ時、定時で帰る人たちと逆方向に歩く自分に苦しくなっていませんか。

20代だった僕も同じでした。この記事で紹介する仕事を効率的に終わらせる方法を実践すれば、確実に帰る時間が早まります。

僕も実践してきて残業だらけの職場でいち早く帰る人のポジションを築けました。

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普通の企業なら定時で帰るだけで昇進スピードに影響しませんよ

この記事で紹介する仕事を早く終わらせるポイントを試し、残業を少しでも減らしてください。家族との時間、趣味の時間、副業や勉強の時間など、仕事以外の楽しみも増やせるようになりますよ。

目次

そもそも「定時退社」の意味とは

定時退社が意味するのは、企業の就業規則に定められた所定の労働時間だけ働いて退社すること

従業員を雇う側は、原則として1日8時間、1週間で40時間を超えて労働させてはいけないことになっています。使用者側は労働基準法で労働時間を適切に管理する責務を負っているのです。

労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけないことにもなっていますよ。

1日8時間以上、ふつうに働いているけど……

こんな方も多いでしょう。それは残業について上限を定めた決まりがあるからです。これを時間外労働協定(36=さぶろく=協定)といいます。

労働組合と企業側の労使協定で、時間外について決めごとをし、行政に届け出れば、法定労働時間を超える労働が認められるのです。もちろん、時間外労働時間には限度が設けられます。

36協定の「36」は労働基準法第36条に定めがあることからきています
つまり、労基法上、法定労働時間を超えて労働させる場合は、36協定の届出があること、そして就業規則や労働契約に時間外労働させることができると定めてあることが必要です。36協定は届け出てはじめて有効となるわけですから、協定があっても、労働基準監督署長に届け出がなければ労基法違反となります。

定時退社する方法:業務量が多くて定時退社できない場合

企業側は36協定に従い、条件を満たせば企業側が従業員に時間外労働をさせるのは可能ですが、もちろんあくまで規定の時間働けばいいわけです。なので仕事さえ終わればどんどん帰ればいいんですね。本来は。

でも、仕事が多すぎて帰るに帰れないということはありますよね。僕も20代のころ、働いても働いても終わりが見えないという真っ暗闇にいたことがありました。そんなときの対処法を考えていきましょう。

1 業務の「見える化」

早帰りに最も効果があるとされるのが「見える化」です。

見える化とはつまり、自分が抱えている仕事の内容や進捗を第三者からもわかるようにすることです。同僚に見せる意味もありますし、自分自身で管理しやすくする意味もあります。

まずは自分がやっている仕事の「棚卸し」をしてみましょう。簡単に言えば振り返り作業ですね。どういった業務をどれくらいの頻度で行い、何時間くらい使っているのか。1日、1週間と定期的に表にまとめてみましょう。

記録するうちに効率的に仕事をこなすにはどうするか、自分自身が見直すとともに、同僚や上司とも共有することができますね。まずは1日の業務を紙に書き出すだけでも効果があるはずです。

見える化の副産物的な効果としては、異動するときの引き継ぎの元資料にもなること。引き継ぎあいさつや歓送迎会などで忙しいときの助けになりますね。仕事を書き出してみると、無駄な仕事の発見を見つけることもできます。

2 優先順位を見極める

その日にこなす仕事の優先順位を決めておく方法です。

前日の終業前に済ませておくのが望ましいですが、当日朝のルーティンにしてもいいでしょう。

「見える化」で行うように、その日1日、1週間、1カ月とやることを紙に書き出します。終わったら線を引いて消していく。

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この繰り返しが頭の素早い切り替えにもつながります

3 早出などで早く仕事に着手する

効率的に仕事を終わらせるポイントのひとつが早出をすることです。

「早く出社したら、働く時間が増えて意味がないのでは」

そう疑問に思う人もいるかもしれませんが、違います。

朝や午前中は、脳がすっきりしていて集中力が高く、効率的に作業をこなせる時間帯であることが知られています。いわゆる「脳のゴールデンタイム」です。

文章を書く、資料を読み込む、企画案を考えるなど、集中力や頭をつかう仕事は午前中にこなす。こう意識づけるだけで早帰りは近づきます。

4 早帰りを周囲に宣言する

「きょうは5時に退社します」

もしかすると、とても勇気が必要なことかもしれませんが、早帰りを周囲に宣言するんです。

自分の仕事時間に制限を設けることで、効率的に作業する意識や、仕事を振る周囲の意識も変わることが期待できます。

「アウトプット大全」で知られる精神科医の樺沢紫苑さんが、効率的な時間の使い方を紹介した「神・時間術」(大和書房)という本を書いています。同書では、締め切り時間を設定して、それを守ると集中力が高まって効率がアップすることから「締め切り厳守仕事術」と名付けて推奨していますよ。

5 仕事後の予定を入れてしまう


自分自身で帰らざるを得ない状況をつくるために、退社後の予定を入れてしまいましょう。

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友人と飲みに行く、家族と食事に行く、歯医者に行く、副業する。なんでもよいと思います

仕事後の予定を入れてしまうことで早帰りを決行することができますね。

6 デスクの上を整理しよう

机の上が資料などで散乱している人をよく見ます。

「どこにどの資料があるのか把握しているよ」

こう言う人もいますが、整理されている人より効率が悪いのは言うまでもありませんよね。

机の上は秩序だって整理されているに越したことはありません。パソコンのデスクトップも同じです。雑然としたままにせず、ファイルを活用して日頃から整理整頓を心がけましょう。

定時退社する方法:周りに気を使って定時退社できない場合


仕事は多くない、あるいは定時で終わっている。なのに定時で帰ることができない場合もあります。

まだ残っている人の目が気になって帰るのに気が引ける、という状況ですね。

これについては僕もとっても身に覚えがあります。気になりますよね、周りの目。

でもこれに対しては「気にしないで帰ろう」としか言いようがありません。

残っている誰よりも仕事をこなせばいいんです。雑談を何十分もしている人、準備や残務処理に時間をかけすぎている人はいませんか。

タバコを吸う時間をなくすと30分は早く帰れるはずです。実際にかつてタバコを1日1箱くらい吸っていた自分がそうでした。

あなたが業務中、誠実に懸命に働いていれば、不当な評価を受けることは考えられません。もしそういう会社や組織があるなら、すぐに転職活動に入ることをおすすめします。

定時で退社できたらできることは

定時退社が実現すれば、当然ですが、自分の時間が一気に増えます。
1日10時間働いていた人なら1日2時間、1カ月で40時間、年間だと500時間近くになる計算です。

例えばTOEIC。勉強時間の目安を調べてみると「600点までは100点UPに200時間」という結果が見つかりました。

TOEICのスコアアップのためには、時間を効率的に活用することが欠かせません。なぜなら、先ほど述べた通り「600点までは100点UPに200時間」、「600点以上は100点UPに300時間以上」の勉強時間が目安として必要になるからです。

引用元 神田外語学院

また、かつて僕は宅地建物取引主任者(いまの宅地建物取引士)の資格を取得しました。不動産取引の専門家であることを示す国家資格です。

大学在学中で時間に余裕があったため一度でが合格しましたが、法律など幅広い知識が必要になり、簡単というわけでありません。最近は平均500時間程度の勉強が必要だそうです。

宅建士試験の勉強時間は、基本的に持っている知識や経験によって大きな差が見られます。初めて宅建について勉強する人は、平均500時間ほど勉強しているといわれます。その反面、勉強量が少ない人では、最低で100時間ほど勉強して合格するケースもあるのです。平均すると、200時間から300時間ほどを目安とするのが良いでしょう。

引用元・資格のキャリカレ

もちろん自己投資に励むことだけでなく、1日の自由時間が2時間も増えればやれることがどんどん増えますね。

育児や家事に積極参加するもよし、友人や恋人との時間を楽しむもよし、体を鍛えるのもよし。おすすめは副業で稼ぐ力を高めていくこと。経済界から「45歳定年制」がささやかれる時代になりました。個人の力を磨くときです。

定時退社することによるメリットは

定時退社を当たり前にすることの一番のメリットは、定時退社によって時間を確保することで、資格を取得したり、スキルを磨いてよりよい条件の仕事を得られる可能性があることだと考えます。

転職は考えていないなあという人でも、ブログやせどり、プログラミングなどの副業を始めて、いまより豊かな生活を手に入れることも可能ですよね。

それから、これは僕が感じる最も大きなメリットですが、家族時間の確保です。残業ばかりのときは、夜帰宅したら子供たちは寝ている状態の毎日。妻との会話もままなりません。

働き方を変えて残業を大幅に減らしたことで、録画した仮面ライダーをみたり、人形で遊んだり、鬼ごっこしたり、会社がある平日にも関わらずたくさんの時間を、まだ小さかった子供たちと過ごせました。

大げさではありません。たった1日2時間の残業を減らせるだけで、その積み重ねで人生が大きく変わります。

みんなの残業時間はどれくらいなの

じゃあ、一体みんなはどれくらい残業しているの。こんな疑問がわいてきまたので調べました。

転職エージェント「doda(デューダ)」の公式サイト(https://doda.jp/guide/zangyo/)によると、1カ月の平均残業時間は20.8時間でした。最も割合が高いのは「0~5時間未満」が24.0%で最多だそうです。

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残業少ない方、結構多いですね

なぜサービス残業はなくならないのか

残業の中でも、本当にやってられないのが、残業代が出ないサービス残業です。

僕は以前に金融機関で働いていた時、1カ月の残業が軽く100時間を超えていました。仕事はきついけど給料がいいのならまあ仕方がないかと思いきや、上司がつけていた残業時間はなんと20時間程度。とほほです。

当時は20代で若く、声を上げる気力もなかったですが、将来が見えなくなって転職してしまいました。

世の中、働き方改革でかなり改善されてはきています。でも、「俺が若いころは遅くまで働いていた」と自慢する管理職の法令順守意識の薄さや、コスト削減目的など、従業員の善意や知識不足に依存したサービス残業文化は根強く残っているのが実態です。

定時退社できる仕事にはどんなものがあるのか

定時退社をしやすい業界や職種の例をみてみましょう。転職エージェントdodaが行った調査によると、平均残業時間が短い企業のトップ20には以下のような業種が並んでいます。

1 秘書/受付 10.5時間
1 医療事務アシスタント 10.5時間
3 営業事務アシスタント 11.1時間
4 金融業界の代理店営業 11.4時間
5 一般事務アシスタント 11.8時間
6 金融事務アシスタント12.3時間
7 経理/財務事務アシスタント 12.5時間
8 薬事 12.6時間
8 金融業界の個人営業 13.4時間
10 MR 13.7時間
10 企画/マーケティング関連事務アシスタント 13.7時間
12 総務/法務/知財/広報事務アシスタント 13.8時間
13 英文事務アシスタント/翻訳/通訳 14.4時間
13 調理/ホールスタッフ/フロアスタッフ 14.4時間
15 分析/評価(素材/化学/食品系) 14.6時間
16 品質管理/品質保証(医療系) 15.3時間
17 テレマーケティング/カスタマーサポート/コールセンター 15.9時間
18 美容関連職(理美容/エステ/マッサージ)16.1時間
19 旅行/宿泊/ホテル/冠婚葬祭関連職 16.3時間
20 貿易事務アシスタント 16.4時間
20 販売/接客/売り場担当16.4時間
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残業時間が少ないの職種は事務系やアシスタント職が多いですね。

まとめ:どうしても定時退社できないなら転職も検討

定時退社をすることで人生にはたくさんのメリットがあります。物理的に仕事が多い。周囲の目や評価が気になる。こういった理由で定時退社を諦めていては、自分自身の有意義な時間を生み出すことから遠のくばかりです。

ぜひ意識を変えて早帰りのための作戦を考えてみてください。時間を生み出してよりよい人生をもとめて転職するもよし、いまの会社にとどまり自分の時間を謳歌するのもよし。

いずれにしても定時退社はメリットばかりのはずです。ぜひ決行してみてください。どうしても早帰りがかなわない時は、あなたの転職を応援してくれる無料の転職支援サービスである転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
コーディネーターとの面談などで自分自身を見つめ直す大きなきっかけになるはずです。

今回は以上です。どうもありがとうございました!

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