家族そろって出かけたいけど、土日が休みにくい
ほかの人が休んでいるときに働きたくない!
土日休みのおすすめの仕事を知りたい
こんな悩みに答えます。
ぼくは今こそ平日出勤、土日休みが基本の勤務ですが、現場でライターとして働いていたときは土日関係なく働く仕事でした。
子供たちが家にいるのに出勤しないといけない。周りの人が休みだと働く意欲がわいてこない。
こういう経験多々あります
今後、子供の運動会にいけないかも。そんな心配をしている人だっているでしょう。
総務省が5年ごとに行なっている平成28年社会生活基本調査によると、土曜日に有償労働、つまり給料をもらう仕事をしている人は33.5%。日曜日は21.5%です。ちなみに平日は50.2%でした。
調査対象は10歳以上の20万人ですので、働く世代だけに絞ると全体的にもっと割合は高まりますが、さまざまな仕事がある中でもやっぱり土日は休むという人がまだまだ多いですよね。
この記事では、土日休みの仕事がしたい人に向け、どういう業種や職種があるのかをまとめてみました。調べてみるといろんな仕事がみつかります。
土日休みの仕事を探している方の参考になる記事にしました。ぜひ読んでみてください。
土日休みの仕事がしたい人に紹介する業種・職種9選
そもそも土曜日と日曜日が休みの仕事はどんなものかといえば、一般消費者と直接は接しない、いわゆるB to Bサービスですよね。
B to Bとは「Business to Business」の略称。つまり業者と取引する業者。スーパーやコンビニといった小売店と卸売業者との関係が分かりやすいですね。
たとえば役所が主な取引先なら、土日に仕事をしても仕方がない。銀行が主な取引先でも同じですね。
ここでは9つの業種・職種を紹介していきます。
公務員
公務員は、国の官庁や、都道府県あるいは市町村で働く人たちですよね。
土日が休みというと、役所の窓口が一番イメージしやすいかもしれません。市役所や町役場が空いているのは原則平日。夜間は基本閉庁するので勤務は平日の日中が多いです。
ただ、中央省庁や学校の先生など、残業の多さがたびたび指摘される職種が多いのも実態。消防士や警察官など土日だけでなく昼夜関係ない仕事もあります。
ひとくちに公務員と言っても働き方はさまざまですね。国家公務員はおおよそ約60万人、地方公務員は270万人となっています。
経理業務
経理の仕事は会社のお金の流れの把握です。売り上げや仕入れの伝票処理、売掛金の管理や給与の支払いなどを会計基準に沿って行ないます。
お金を扱う重要な仕事であると同時に、一般的には土日休みが基本の仕事ですよね。
ただ、月次や年次の決算業務も行なうのが経理マン。当然、月末や年度末、その翌月は多くの残業が発生することがあります。転職を検討する場合は、その会社の決算月を確認しておく必要があるかもしれませんね。
僕も経理マンだった時期があります。簿記や税務はもちろん、会社全体の業務を把握する必要がある仕事。外注化候補に上がるし、地味に見えるかもしれませんが重要な部署であるのは間違いないです。
出版社
雑誌やマンガなどを扱う出版社の休日は、基本的に土日祝日です。ただ、ひとくちで出版社といっても、編集、営業、管理部門などいろいろな職種があるので注意が必要です。
出版社の人気職種である編集部門は、掲載するコンテンツの企画、取材、記事作成などに携わります。原稿の締め切りや制作日程、あるいは取材対象の予定に合わせて休みが変動する可能性があります。
広告代理店
広告代理店の取引先は企業が多いため、土日休みのケースが多くなっています。ただし、顧客企業によっては平日が休みというケースがあります。その場合は、土日出勤が続くことがありえます。
また、コマーシャル制作日程の都合などで休日出勤を余儀なくされるケースも十分に考えられますね。
IT業界
IT業界は一般的には、平日土日と関係なくパソコンと向き合っているというイメージがあるかもしれません。
ただ、システムの開発やメンテナンスなどの主要業務は対企業、つまりBtoBサービスですよね。一般消費者に対する業界ではないので、基本的に土日を休みにしている企業が多い傾向があります。
ITは今後も伸びる可能性が高い有望業界。残業や土日出勤が多いかどうかは企業、経営者の考え次第というところもありますので、転職を検討している場合は口コミや転職エージェントなどでしっかり確認する必要がありますね。
エンジニア
ここでは転職で人気職種のひとつであるITエンジニアについてみていきます。
ITエンジニアは、システム開発を一貫して行うシステムエンジニア、システムエンジニアの設計をもとにプログラミングを行うプログラマー、Webサイトやアプリケーションなどの設計、開発、運用、保守を担うWebエンジニアなど、さまざまあります。
対企業サービスがメインですので、土日の休みが多くなっています。ただ、システムやインフラの保守を担う業務に携わると、シフト制で土日出勤、平日休みというケースもあります。
デザイナー
広告などの印刷物やWebサイトのグラフィックなどを描くグラフィックデザイナー、Webサイトのデザインや制作を担うWebデザイナーなどがあります。
企業に勤めるデザイナーは土日休みのケースが多いですが、納期が迫っていたり、顧客の都合次第で土日出勤となる可能性はありますね。
金融機関や郵便局
銀行や信用金庫といった金融機関や郵便局など、土曜と日曜、祝日が休みの業界は、原則として職員も休みになります。
フリーランスも選択肢
ITエンジニアやWebライターなどでフリーランスを選択するのも土日祝日を休みとする方法のひとつです。
納期を守れば仕事の進め方は自分次第となります。依頼を抱えすぎて休みどころか寝る暇もなくならないよう注意が必要です。
【土日休みの仕事がしたい人に紹介】メリット
いま土日休みの仕事がしたいと考えている人だったら、土日は仕事で平日は休みというパターンが多いのだと思います。
僕は今は土日休みがメインですが、平日の休みが多い職場も経験しました。あらためて、土日休みのメリットにはどのようなものがあるのかみていきたいと思います。
家族と一緒に過ごせる
保育園、幼稚園、小学校と子どもが小さいころ、土日は家族にとってかけがえのない大切な時間。子どもがいない方でも、夫婦で休みを合わせてどこかに出かけることができれば思い出が増えますよね。
仕事がある日は自分の時間をほとんど確保できないという方も多いでしょう。だからこそ、休みを合わせて家族と一緒にすごす。僕にとっては土日休みのもっとも大きなメリットです。
公園やイベント、遊園地……いろんな場所にたくさん出かけて思い出を増やしたいですよね。
イベントが多い
土日はイベントが盛りだくさんです。子供がいるなら身近なところでは運動会。あらかじめ予定日がわかっているので休みを合わせてとる人も多いでしょうが、雨でずれこんだりすることもあるのでやっぱりもともと土日休みの方が安心ですよね。
休日参観やキャラクターショーなど、子どもとの時間をすごすならやっぱり土日です。
子どもとの時間だけでなく、結婚式や、展示会、食関連の催しなど休日に予定されるイベントが圧倒的ですね。
予定を立てやすい
土日が休みと決まっていれば、翌月以降の中長期的な予定が立てやすいですよね。
家族や親せき、友人たちとの旅行など、数カ月先の日程を決めるとき、仕事を気にしなくていいのは安心感があります。
生活のリズムが整う
月曜日から金曜日まで働いて、土曜と日曜を休んでまた仕事。単調に感じるかもしれませんが、これがあるから生活のリズムが整います。
以前にダイヤ職場で働いていたときは週休2日ではありましたが、リズムをつかむのは難しかったです。休みの曜日が決まっていないので、1週間ごとにリズムを整えるのが難しく、1日1日リズムを整えていく必要がありました。
連休を確保できる
土日が休みではないダイヤ職場の人に多いと思いますが、週2回の休みが飛び飛びのケースが多いですよね。
キャンプや温泉など泊りがけの旅行が好きな人なら、その機会が少ないのは寂しいですよね。
会社も休みだから急な連絡が入りにくい
平日が休みの場合、同僚は通常勤務、取引先も営業しているというケースが多いのではないでしょうか。
これだと自分は休みでもトラブルなど突発的な問題で電話やメールがきたり、場合によっては休日出勤を余儀なくされることがもありがちです。
土日が休みだと、会社全体も取引先も休みのケースが多く、よほどの事がない限り連絡はないですよね。休みのときに携帯電話やメールを気にしないといけないことほど面倒なことはないです。
【土日休みの仕事がしたい人に紹介】デメリット
土日が休みであることのデメリットも並べてみます。
役所や銀行も休みで手続きがしにくい
役所で家族や住まいなどに関する手続きをしたい。銀行で預金や融資の相談をしたい。こう思っても、時間にゆとりがある休日が土日だと基本的にやっていません。
近年は融資の相談を土日にも受ける金融機関が増えていますが、主流ではありませんよね。
病院が休みで通いにくい
土日が休みの場合は、歯医者や病院の通院に不便です。平日の夕方に早帰りできたり、午前中に病院に寄ってから出勤したりといったことができればいいのですが、そういった融通がきく職場の方が少ないかもしれません。
レジャーや買い物で混雑に巻き込まれる
イベントに行くにしても、ショッピングセンターに買い物に行くにしても、仕事が休みの人の方が多い土日は家族連れなどで混雑します。
ディズニーリゾートに代表されるように、首都圏だと行列は当たり前ですが、少しでも並ぶ時間が短い方が楽しみも大きいですよね。
クルマの渋滞による年間の損失は全国で12兆円に上るというデータもあります。時間を少しでも有効に使いたいのなら、土日休みを避けるという考え方もありますね。
宿泊施設などで休日料金になる
休日に温泉宿に出かけようと思っても、休日は平日より料金がアップします。ディズニーリゾートも平日より休日の方が500円程度高く設定されています。お得に遊びにいくならやっぱり平日ですよね。
家周りの工事の日程を合わせにくい
電話やインターネット回線、あるいは家の補修など、自宅で必要になる各種工事は平日に設定されることが多いです。
土曜日に対応してもらえても、予定が立て込んでいてなかなかすぐには対応できない、ということも少なくありません。
【土日休みの仕事がしたい人に紹介】平日休みではいけないの?
平日が休みの業種と職種
平日が休みの仕事は、休日が休みの仕事と180度異なり、一般消費者向けの業種が多くなります。飲食店従業員やホテルなど宿泊施設のスタッフ、医療関係で働く人などですね。
平日が休みのメリット
平日が休みのメリットは、休日が休みのメリットと逆ですね。役所や銀行での手続きがしやすい。病院にも通いやすい。レジャー施設などが比較的すいている。宿泊施設で割安で泊まれる。
意外に土日休みのメリットに匹敵するメリットがあります
平日が休みのデメリット
平日休みのデメリットは、土日休みのメリットと表裏一体です。
家族と一緒に過ごす時間が限られる。イベントが少ない。ダイヤ職場だと中長期の予定が立てにくいし、生活のリズムを整えにくい。こういったデメリットが考えられます。
【土日休みの仕事がしたい人に紹介】転職で解決しよう
いま土日休みの仕事ではない職場だとして、土日休みがほしいなら、異動希望か転職するかしかありません。
異動希望なら土日休みの部署があれば希望を出す。ないなら転職も選択肢にいれましょう。希望する暮らしを入れたいなら、行動するしかありません。
転職で解決するなら求人数で選ぶ
転職をする場合、転職エージェントのサポートを受けながら自分の経験とスキルを見つめ直す作業をすると、効率的に活動できます。最後におすすめの転職エージェントを簡単にご紹介します。
おすすめ1 リクルートエージェント
リクルートエージェントは、求人数が公開・非公開を合わせて約40万件と業界最大のサービスです。
実績ナンバー1の転職エージェントとして人気が高く、経験豊富で業界ごとに豊富な実績があるキャリアアドバイザーが、転職を希望する方の希望やスキルに合わせた企業を厳選して紹介してくれます。
おすすめ2 doda
doda(デューダ)はパーソルキャリアが提供する転職エージェントサービスです。非公開情報を含む求人数は約16万件。リクルートエージェントに次ぐ業界トップクラスの情報量です。
転職希望者の適性に合う求人を専門スタッフが紹介。企業に合わせた応募書類の添削や面接サポートが受けられますよ。企業から直接オファーが届く「スカウトサービス」もあるのもおすすめポイントです。
おすすめ3 JACリクルートエージェント
JACリクルートメントは数多くある転職支援サービスの中でも、特に管理職やハイクラス向けに特化したサービスです。
求人数はリクルートエージェントやdodaに比べて少なめですが、40代管理職クラスの転職活動に専門性があるため、厳選された企業とやり取りが期待できます。
【土日休みの仕事がしたい人に紹介】まとめ
土日休みの仕事は魅力的に見える半面、平日の休みにメリットを感じる方も多いと思います。
ただ、いずれ巣立っていく子どもたちと過ごせる時間は本当に貴重ですよね。
休みの意義や使い方を見つめなおし、より充実した生活を送れるといいですね。
以上です。どうもありがとうございました!