【上司が信用できない】全く信頼できない上長の特徴と対処法を解説

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【上司が信用できない】全く信頼できない上長の特徴と対処法を解説

ミスの責任を押し付けられた

人事評価に納得できない

指示が的を外れてる

職場の上司は仕事の方向性を示したり、評価を決めたりと会社員にとって非常に重要な存在。そんな上司が信用できないとしたら仕事の成果や意欲にも大きく響きます。

転職サイト大手リクナビNEXTが実施した「退職理由本音ランキング」によると、転職した人の退職理由のトップは「上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった」というものでした。

僕は報道機関で経済関係を中心に約20年ライターを続け、社内外でさまざまな職場を見てきました。

上司への信頼は安心して仕事に励むための必要条件です。この記事では、信用できない上司の特徴や、そのような上司に仕えた結果を実体験を交えながら紹介。信頼できない上司の下についてしまった場合の対処法も解説します。

この記事の要点
  • 信用できない上司の特徴は「発言内容が変わる」「人によって態度を変える」「仕事の割り振りがおかしい」
  • 信用できない上司に仕えると「仕事が増える」「責任を負わされる」「左遷させられる」
  • 対処法は「報連相を徹底」「他の上司とつながる」「異動を願い出る」

上司が信用できない場合は会社そのものが信用できない可能性も出てきます。そのような場合は面倒な人間関係は置いておいて自分でスキルを磨くことに徹しつつ、異動や転職で職場を変えることも検討します。

転職には早期の情報収集が不可欠です。仕事が忙しくなってから十分な情報を得られなくなったり、考える余裕がなくなったりして機会を逸することを防ぐために、早めに転職サイトに登録することをおすすめします。

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目次

信用できない上司の特徴1(マインド面)

信用できない上司の特徴を確認していきましょう。まずはマインド面から信頼するに値しない上司の特徴です。

  • 発言内容がすぐ変わる
  • 人によって態度を変える
  • 酒が入ると部下の悪口ばかり
  • 腹黒い人だけど「です・ます」調

ひとつずつみていきます。

発言内容がすぐ変わる

言うことがコロコロ変わる上司。上司の指示通りにやっていても、指示を忘れて私が勝手にやったことにされて怒られます。何度も何度もそういうことがあり、ついに我慢の限界がきて言い返してしまいました。言うことが変わるだけでなく、機嫌が悪いとパワハラまがいな暴言も吐く上司です。他の社員は機嫌を損ねないように変に気をつかってペコペコしています。(以下略)

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発言内容がすぐに変わるのは信用できない上司の典型的な姿です。

上司が最初に指示した通りに仕事をこなしたのに、その指示自体を忘れてしまう。あるいは忘れていなくてもその上の上司から違うことを言われると、やり直しをさせられる。

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これはサラリーマンなら一度や二度ではないですね

信用できないだけならまだましかもしれません。発言がコロコロ変わってそのたびに振り回されると、自分の仕事や評価にも影響を及ぼします。

自分の発言に最後まで責任を持つマインドがない上司の下で働くのは、疲れとストレスがたまるばかりです。

人によって態度を変える

部下の人によって態度変える上司 どう思いますか? 気の強い相手には部下なのに何も言えなくなるような人です

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人によってコロッと態度を変える上司もまったく信用できません。

もちろん、だれしも相手に合わせた態度はとるものです。

しかし、普段は高圧的な課長が、気が強く役員たちからの覚えもめでたい部下にペコペコしていたらどうでしょう。

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一気に信頼を失います

普段から低姿勢ならいいのにと格好悪く感じますよね。部下にきつく当たる一方で、上司にゴマをする人もそう。

だれにでも平等に接することができるマインドが感じられる人でなければ信頼はできません。

酒が入ると部下の悪口ばかり

部下の悪口(あいつは仕事ができない等)を他の部下にしゃべる上司いますか?

今の上司がしょっちゅうなのですが、上司としてあるまじきことですよね?

飲み会とかだと普通ですか?

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お酒が入ると部下の悪口ばかり言う人も信用できない上司の典型です。

普段から至らない部分を指摘したり、ダメなものはダメだと指摘してくれるのなら反論の余地があります。

でも酒が入って不在の部下のことを悪く言ってもそれは欠席裁判。そういうことをしてしまうのは、普段から言いたいけど言えない人だからなのでしょう。

たまったグチを酒の力を借りて吐き出すのは悪いことではありません。だれでもありますよね。

でも、部下より権力がある上司という立場の人がそれをやっては人間性が疑われます。普段は批判的なことは言わないけど心の底では人を見下すマインドを持っているかもしれません。これでは信頼して働けません。

腹黒い人だけど「です・ます」調

・敬語を使わない上司のほうが一般的かなと思います。上司が年下だと敬語使われる時が多いですね。年齢も上の上司から敬語使われるとよそよそしい感じかな。場合によっては「怖い」と感じてしまうかも

・部下に敬語で話す上司・・・こいつ相当腹黒いな。敬語を使わない?あたりまえじゃ!オンドレは・・・何様?

・多いのは敬語を使わない方ではないでしょうか。その場合、なんとも思いません。敬語を使われると、何となくおかしな気がするというか、やや気を使うというかですね。

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上の発言は、「部下に敬語で話す上司と、敬語を使わず接する上司とを比較して、部下はどんな印象を持つか」という質問に対する回答の一部です。

明らかに腹黒い人なのに「です・ます」と丁寧語で話しかけてくる上司。結構多いですよね。

部下に普段キツイことを言ったり、長時間労働をさせるのに抵抗がなかったりする割に、語尾だけ「です」「ます」とかつけている人いませんか。名前を呼ぶとき「さん」とつけるけど明らかに横柄だったり。

普段から穏やかで、決して人を見下さないような人だったら丁寧な言葉遣いも違和感なく受け入れられます。

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でも腹黒い人が丁寧語を使うと余計にうさんくさいです

うわべは丁寧に見えて実は尊大な様子を指す「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」という言葉が当てはまる人は、「とりあえず丁寧語を使っておこう」くらいにしか思っていない節があり、まったく信用できません。

信用できない上司の特徴2(仕事面)

次に仕事面で信用できない上司には以下の特徴があります。

  • 仕事の割り振りがおかしい
  • 納期が迫ってから仕事を振る
  • 会議や打ち合わせで集めたがる
  • 上層部からの指示をそのまま下ろす

ひとつずつみていきます。

仕事の割り振りがおかしい

仕事の割り振りがおかしな上司はもっとも信用できないパターンです。

割り振りがおかしいということは、部下の仕事の状況をまったく把握していないということ。部下に関心がない人、あるいは関心はあっても状況把握が苦手な上司を信頼することはできません。

たくさんのプロジェクトを抱えて泣きたくなるくらい忙しいのに、また次の仕事を振ってくる上司は結構います。上司というものは頼みやすい人に仕事を振りがち。

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仕事が早く、出来も良い人に頼むと自分の手間がかからない、楽できるからです

仕事から逃げる人、出来がよくない人、完成が遅い人が仕事が軽くなり、一部に仕事がかたよる結果になります。

安心して働ける職場にするのは管理職の仕事。信頼できる人が上司にいると力も発揮しやすいですよね。

納期が迫ってから仕事を振る

納期や締め切りが迫ってから仕事を振ってくる上司も信用できないタイプです。

ギリギリに仕事を押し付けてくるということは、忘れていたか、見通しが甘いか、わざと困らせようとしているか。いずれにしても信用できるわけがないですよね。

「もっと早く言ってくれれば余裕あったのに」。管理能力が高い上司と働くと自分も計画立てて動けるのに、行き当たりばったりの上司の下についてしまうと振り回されてばかりです。

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僕の本業は紙のライターでしたので常に締め切り順守が求められる立場。バランスよくかつ早め早めに話を振ってくれる上司はありがたい存在でした

人から信頼されるには期限や約束事を守ること。当たり前のことですが、できていない管理職はけっこういます。

会議や打ち合わせで集めたがる

信用できないタイプの上司の下につくと、会議や打ち合わせ、ミーティングだとか言ってすぐに招集されちゃいます。

すぐに部下を集めたがる上司は部下を信用していないことが多いもの。

仕事の進捗状況を聞きたい

今後の見通しを教えてほしい

新規プロジェクトの構想を考えて

いろんな理由で集めようとしますが、正直どれも部下を信頼して任せていればいいものです。心配なら個別にヒアリングすればいいのです。オンライン会議も活用できるのでそれで十分だともいえます。

多忙な中で呼び出されて、関係のない話を聞かされる苦痛といったらありませんね。

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部下を信用していない人が部下から信用されるわけはありません

上層部からの指示をそのまま下ろす

上司のさらに上役から指示されたことをそのまま部下にやらせる上司も信用できなくなるタイプです。

仕事をやらせた結果、うまくいけば自分の手柄、批判されたら部下のせいにする可能性が高いからです。

役員や幹部という立場になると現場のことを把握していないケースが多く、まとはずれ、あるいはブラック気味の働き方になりがち。

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現場を指揮する上司が防波堤の役割を果たさなければなりません

ところが部下との間に立つ人が、上から言われたことをそのままやらせるのは、自分がよく思われたいから。

期限が迫り過ぎているなら後ろにずらすよう調整する。仕事の難易度が高いなら分担や仕事量を考えてバランスを図る。こうした交渉を経てから部下に下ろすべきですよね。そこを放棄する上司ならもはや信頼できません。

信用できない上司に仕えた結果どうなる

信用できない上司に仕えた結果どうなる

信用できない上司に仕えるとどんな結果が待っているのか。

結論、ムダに仕事や責任を押し付けられて疲弊します。仕事が積み上がり残業が増える。希望とは合わない異動をさせられる可能性もあります。

責任を押し付けられる

すべて〇〇君に任せてあるから

〇〇君なら大丈夫だよね

信用できない上司はこのように言って責任を押し付けてきます。

仕事がうまくいかなくなった場合、「〇〇に任せたら失敗した」「〇〇に言ったのに」などといって責任逃れに終始する可能性が高いもの。

仕事を「任せた」と言って丸投げしておいて、部下が懸命に出した結果を見て裏で酷評する。こんなひどい上司にあったこともあります。

関わらないようにすればいい、放っておけばいい、というわけにいかないのがサラリーマンの厳しいところ。人事評価を行う立場の上司だった場合、昇進や昇給、異動にまで響いてくることがあります。

仕事が増えて残業が増える

信用できない上司の特徴に仕事の割り振りがおかしいという特徴がありました。締め切りが迫ってから仕事を振ってきたりもします。

そんな仕事を振られる側は自分がもともと抱えている仕事に加えてどんどんやることが増えるのです。結果、定時で帰れなくなり残業が常態化してしまいます。

僕がよく経験してきた中でたちが悪かったのは、役員の思い付きのぼんやりしたアイデアをよく練りもしないで下におろしてくるケースでした。

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このようなぼんやりした分かりにくい指示をそのままおろしてくる管理職もいるのです。

現場のわれわれはほかの仕事も抱えながら、一から構想を練り、学び、取材し、といったように膨大な時間をかけて形にしていく必要があります。ストレスがたまりまくりです

希望に沿わない異動をさせられる

信用できない上司に仕えると希望に沿わない異動をさせられる可能性が高まります。

面談での聞き取りや書面での提出で異動を希望の部署を伝えても、無視される可能性があるからです。

しっかり希望を聞き取り、理解してくれた上で人事に話を通せる信頼できる上司なら、希望の部署に移れて不本意な転勤はなくなる可能性もあります。

しかし、信用できない上司の場合はそもそも「サラリーマンは会社に言われた通りに転勤して当たり前」と考えているでしょう。

会社は、就業規則に転勤がない旨書かれていたり、報復人事といった権利濫用があるなど特殊な場合を除いて、従業員に転勤を命じられる権利があり、従業員側は基本的に拒否はできません。

だからこそ、信頼できる上司の下で誠実に働き、希望もしっかり伝えながら、理想の働き方をしたいと皆が考えるのです。

信用できない上司への対処法

信用できない上司への対処法

不幸にして信用できない上司の下で働くことになったらどうしたものか。対処法としては以下の3つが考えられます。

  • 報・連・相を徹底する
  • 同僚や他の上司と関係を築く
  • 異動を願い出る(ポジティブな理由で)

ひとつずつみていきます。

報・連・相を徹底する

信用できない上司の下で働くと無駄に責任や仕事を押し付けられる可能性があるため、報連相(ほうれんそう)を徹底することを心がけます。

報連相は仕事の結果を伝える「報告」と、業務に関連する情報を共有する「連絡」、そしてアドバイスを求める「相談」の略語。本来は業務を円滑に進めて生産性を高めるために行うものですが、信頼できない上司対策にも役立ちます。

業務の状況を伝えておくことでムダに責任を押し付けられる可能性を排除するとともに、自分が抱えている仕事量を把握してもらい、過剰な割り振りにならないよう予防することも期待できるからです。

口頭のほか、メールやチャットなどテキストでの報連相がありますが、可能であれば両方、特にテキストが残る方法を選ぶのが無難。

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「聞いてない」と言われることを避けるためです

テキストで伝えるときには上司の読む負担に配慮するのが不可欠。冒頭で報告や連絡、相談の趣旨・結論を簡潔に載せておきましょう。

メールの場合一画面で見切れない長文は相手の時間を奪ってしまうと心がけ、できるだけ簡潔に書くのがおすすめです。

同僚や他の上司と関係を築く

同僚や複数の上司と良好な関係を築くことは、信用できない上司と働くことになった場合のリスクヘッジになります。

職場の同僚と良い関係を築いて日ごろからコミュニケーションを図っておくことでそれぞれの仕事の状況が把握しやすくなります。

業務が偏っているようなら手伝ったり、逆に手伝ってもらったりすることで平準化も可能。上司があまりに信用できない場合には部下同士で協力して会社側に改善を求めることもできます。

信用できない上司のほかの上司と関係が築けるなら、意識して良好な関係を構築することも有効です。

もちろん関係を築くのは信用できる人に限られます。

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発言が一貫している、人によって態度を変えないといった人柄を見極めることが大切です

ほかの上司と関係を築くことで、おかしな割り振りになっている仕事のバランスを図ってもらえるかもしれませんし、場合によっては人事異動で便宜を図ってもらえる可能性もあります。

異動を願い出る(ポジティブな理由で)

その職場で信用できない上司と働き続けることがどうしても厳しいと感じるなら、別の部署に異動を希望することも検討します。

異動を希望するときには上司への不満を口にすることは避けるのが得策です。

部署同士、管理職同士は横につながっているもの。「あいつは上司への不満が原因で異動してきた」と思われては新しい部署で腫物扱いされかねません。

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また同じようにすぐに不満を漏らすのではとも思われがちです

そもそも信用できない上司が異動の調整をするかもしれません。異動を希望する理由は「〇〇の仕事に挑戦したい」「〇〇のスキルを磨きたい」といったポジティブなものに絞りましょう。

まとめ:上司が信用できないなら転職も選択肢

人間の性格は大人になってから変えるのは難しいもの。上司が信用できない場合、その上司が去るのを待つか、自分が耐えるか、異動するかくらいしか道がありません。

職場全体が信用できないとか、ガマンの限界にあるなら、転職を検討しましょう。

転職するには早めの情報収集が不可欠。転職サイトに登録しておけば、自分の希望する条件に合った求人をメールで知らせてくれる機能があります。

もうガマンできないとなって転職先をさがそうとしても忙しい中でなかなか見つかるものではありません。早めに登録して自分にあった求人の傾向を抑えておくことをおすすめします。

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