学歴
地方の公立大学を卒業
職業
紙媒体の元ライター
大学卒業後、金融の世界にあこがれて大手銀行に就職。3年ほど働きましたが、希望と離れた仕事と過剰な労働時間に心が折れて転職活動を開始。地方メディアに転職して20年近く記者をしてきました。
担当は主に経済分野。学びあふれる仕事でしたが、現場から離れたのを機にWebで文章を書き始めた次第です。
趣味・性格
自分で楽しむ趣味はもっていませんでしたが、30半ばで子どもが生まれて一気に花が咲いたようになりました。
長女が小さいときはお人形でプリキュアごっこ、その下の長男のときは仮面ライダーごっこの時間が至福のとき。
転職後も残業は当たり前という生活でしたが、家族が増えてからは仕事を手早く済ませて、できるだけ子供が起きてる時間に家に帰るようになります。いっしょに遊ぶ(遊んでもらう?)何よりの楽しみができ、生産性が上がりました。
以前は自分の裁量で早く帰ることは難しかったので、転職をしていて良かったと心から思います。
このブログで伝えたいこと
銀行やメディアで転勤族として生活を続けて気付けばもう50歳が見えてきました。
銀行員時代は朝7時ごろ埼玉県にあった自宅を出て、1時間あまり満員電車に揺られて東京駅近くにあったオフィスに出勤。ひたすら稟議書を書き続け、終業は毎日午後10時過ぎ。ベッドに倒れ込むのは日付が変わっただいぶ後です。
「この生活は続けられない」。毎日愚痴をこぼし続けて1年ほどたったとき、見かねた妻から転職を勧められて動き出しました。
後から聞いたところ、妻も医師から「うつ状態」と診断されていたそう。心が落ちた状態は周囲にも悪影響を及ぼしますよね。
転職先は銀行時代からは一転して自分の裁量で働ける仕事でした。もちろん、自分の力ではどうにもならない案件もありますが、おおかたは普段の準備や手順の整理次第でコントロールできます。
入園・入学式や卒園・卒業式、運動会や発表会、そしておうち時間。おかげで子供たちとの一緒の時間をたっぷり過ごせてきたのです。
そんな今の職場に感謝の気持ちはあります。しかし、環境は刻々と変わるものです。
仕事にまじめに取り組み、平均より高いそこそこの評価を得ながらもぼんやり考えてきたこと。それは「このままでいいのか」という思い。
どういうことか。
気分は30代くらいのつもりですが、もう60代の節目まで残り10年あまりです。
職場で周囲を見渡すと、自分と同年齢以上が半分以上。中には年上部下も。もしかするとどこの職場も同じ状況かもしれません。一昔前に比べると、年齢構成がいびつです。
経済界では「45歳定年制」も意識されています。考えてみれば当然でしょうか。
経営者が、若くて学びに意欲的な人材を求めるのは当たり前。その方が低い賃金で時代の動きに合った仕事をしてもらえるから。
中年サラリーマンは変わらないといけない。そう強く思うようになりました。自分自身これまで変われなかった一人として。
新しい技術についていけず、学ぼうともせず「分からないから若い人でやって」では居場所がなくなる一方。
よし動こう!
僕のこれまでの会社員人生は転職によって大きく好転しました。家族との時間を一緒に歩めたことが何より大きいです。
ただ、子どもたちが成長して手を離れつつあるいま、これからの人生を考えたとき、次のステップを歩む必要性を感じます。それは転職、副業、新たな趣味、なんでもいいのだと思います。
自分が動くことで人生を好転させられる。このことを体験したし、これからも動き続けたい。
厳しい労働環境にがまんしている方々にこのことを伝えたいと考え、このサイトの運営を始めました。
どうぞよろしくお願いします。